インタビュー

ヘルスケア

大阪・関西万博でも注目! 酸素カプセル×Mecaraで目指す新時代の自律神経ケア

株式会社Mecaraは、2025年に開催され国内外から多くの来場者を集めた「大阪・関西万博2025」に、酸素カプセルの製造・販売を手がける株式会社タイムワールドと共同出展を行いました。

大阪・関西万博2025メイン会場の「WASSE」にブースを出展。

両社の出展テーマは「『自律神経 × 酸素』——内側から“ととのえる”新習慣」。Mecaraが持つ最先端瞳孔解析AI技術による自律神経の可視化と、タイムワールドの酸素カプセルによるリフレッシュ体験、この2つを掛け合わせることで、日常の中で見過ごされがちな「なんとなく不調」に気づき、心身のコンディションと向き合う多角的なソリューションを提案する取り組みです。単なるリラクゼーション体験にとどまらず、「酸素カプセル×瞳孔解析」という健康に関する新しいアプローチとして、来場者の高い関心を引く出展となりました。

今回は、万博での取り組みを振り返りながら、酸素カプセルの特長やMecaraとの親和性について、株式会社タイムワールドの齋藤和哉さんに詳しくお話を伺いました。

目に見えづらい酸素カプセルの効果をMecaraで可視化

――「大阪・関西万博2025」ではどのような内容で出展されたのでしょうか?

来場されたお客様には、まずMecaraで自律神経の状態を計測していただき、その後に酸素カプセルへご案内しました。体験時間は1回あたり約15分程度で、終了後に再度Mecaraで計測を行い、前後の変化を比較できるようにしました。

結果にはもちろん個人差がありますが、Mecaraでの計測結果を見てみると、体験後にリラックス傾向を示す変化が見られる方も多くいらっしゃいました。酸素は目に見えないものですから、「本当に変化があるのか分かりにくい」と感じている方も少なくありません。それでも、Mecaraを使って数値として変化が示されることで、主観のみではなく、より納得感を持って酸素カプセルを体験いただけたのではないかと思います。

万博出展時に計測したMecaraの分析レポートの例1。20代男性は、酸素カプセル利用前後でスコアが56→76に大きく向上。

万博出展時に計測したMecaraの分析レポートの例2。40代女性は、酸素カプセル利用によってスコアが54→68に。
自律神経バランスも整い、理想的な健康状態を示した。

また、私たちにとっても、実際の体験データを取得できたことは非常に有意義でした。今後の製品開発やサービス改善に活かせる貴重な機会になったと感じています。

アスリートからビジネスパーソン、シニアまで 幅広い業界で導入

――改めて、御社の酸素カプセルについて教えてください。

酸素カプセルは、正式には「高気圧酸素カプセル」と呼ばれます。カプセル内の気圧を高めることで、体内の血流やリンパの流れに働きかけるという仕組みです。

イメージとして分かりやすいのは、指圧やマッサージです。外から適度な圧をかけることで血流やリンパの流れを促すように、圧力という要素は私たちの身体にさまざまな影響を与えます。また、アスリートが着用するコンプレッションウェアも、圧力によって身体の状態をサポートするという考え方に基づいています。

酸素カプセルは、こうした“圧”の働きを空間全体で実現するようなものです。空気圧によって全身が包み込まれる環境の中で過ごすことで、マッサージを受けたときのような疲労回復、リラックスしやすい状態をつくり、自律神経のバランスを整えるサポートをします。

タイムワールドの酸素カプセル。東京・日本橋に、実際に機器を体験できるショールームを構える。

もともとはトップアスリートなどスポーツ分野での活用をきっかけに広まりましたが、現在ではビジネスシーンや日常生活の中にも活用の場が広がっています。社員の休憩やリフレッシュとしてはもちろん、複数人入れるタイプのものを「元気になれる会議室」といったイメージで導入していただく企業も増えています。健康経営の一環として、注目されている分野の一つです。

――具体的に、どのような変化が期待できるのでしょうか?

酸素カプセルの利用によってリラックス状態をサポートし、自律神経に働きかけることで、さまざまな変化が期待されています。

例えば、睡眠の質の向上をサポートすること、慢性的な疲労感の軽減、肩こりや腰痛の緩和、眼精疲労のケアなどです。また、短時間で気分を切り替えたいときや、集中力を高めたい場面で活用されることもあります。

現代社会では、仕事や人間関係によるストレス、生活リズムの乱れなどによって、自律神経のバランスが崩れやすい環境にあります。交感神経が優位な状態が続くと、眠りが浅くなったり、疲労が抜けにくくなったりといった影響が出ることもあります。酸素カプセルは、副交感神経が優位になるのをサポートすることで、不調の改善を目指し、また、不調が表れる前のケアができる設備です。

――御社の酸素カプセルには、どのような種類のものがありますか?

当社では、用途や設置環境に応じて複数のモデルを展開しています。1人用の「O2カプセル」、少人数から最大20名程度まで対応できる「O2ボックス」、そして多人数・多目的で利用できる「O2ドーム」です。

複数人で利用できる「O2ボックス」。机や椅子を配置すれば会議室として利用可能。

中でも企業様に導入いただくことが多いのが「O2ボックス」です。特長としては、複数人で利用することができ、さらに防音性を備えているため、リフレッシュ用途に加えて、会議やミーティングスペースとして活用することができます。本来別々であるはずの「リフレッシュ」と「働く」を両立できるので、「仕事をしながら自律神経を整える」「働きながら健康な身体になる」という理想的な働き方を目指すことができると考えています。

――現在はどのような企業で導入されているのでしょうか?

業種を問わず、幅広く採用していただいています。例えば、長時間の集中を必要とする専門職や金融業界では、脳疲労への対策として活用されています。一方で、建設業や運送業、製造業といった現場中心の業界では、疲労感のケアや熱中症対策として導入いただいていますし、眼性疲労に悩むデスクワークの方にも好評です。

さらに、医療機関、エステ、美容室、スポーツジム、宿泊施設などでも採用されています。防音機能を備えているので、介護施設などでカラオケルームを兼ねて利用されているケースもありますね。年齢を問わずご利用いただける設備です。

酸素カプセル×Mecaraでより継続的な健康サポートを

――様々な業界で導入が進んでいるんですね。それだけ酸素カプセルへのニーズが高いということなのでしょうか。

そうですね、やはりストレス等による自律神経の乱れは、現代社会が抱える大きな課題の一つです。大阪・関西万博での出展で、弊社の酸素カプセルを体験いただき、そしてMecaraでの計測によって変化を実感いただけたことは、とても良い機会になったと思います。

――Mecaraでの瞳孔計測と酸素カプセルを掛け合わせる取り組みについて、どのように感じられましたか?

これまで、可動域や視力といった指標を通じて、酸素カプセル使用時の変化を確認することはできていましたが、自律神経の状態を手軽に測定することは容易ではありませんでした。その点で、短時間かつ簡単な操作で計測できるMecaraは非常に画期的だと感じています。

酸素や気圧といった目に見えない要素がもたらす効果と、自律神経の状態という目に見えにくい変化、この2つを可視化できることは、利用者にとって大きな価値があります。

また、計測に特別な準備が必要なく、短時間で完了する点も重要です。「計測のための着替えが面倒」「メイクやヘアスタイルが崩れるのが嫌」という方は少なくありません。Mecaraは機器を目もとに当てるだけなので簡便に計測ができ、日常の中に無理なく取り入れることができます。こうした手軽さは、継続的な利用にもつながると感じています。

――今後、Mecaraに期待していることはありますか?

自律神経の乱れが大きくなって体調を崩す前に、Mecaraは不調の早期発見を目指せる機器だと思います。今後様々な業界でMecaraの導入が進むことで、日頃から自分の状態を知り、働き方や休息の取り方を見直すきっかけを提供できるようになると良いですね。

弊社の酸素カプセルとの併用によって、健康管理の選択肢はさらに広がると考えています。オフィスや施設などに両者が揃えば、利用者が自分の状態に目を向けやすくなり、健康経営の実現にもつながるのではないでしょうか。

万博への共同出展は、酸素カプセル×Mecaraの可能性を大いに感じられる機会になりました。今後は、この経験をもとにさらなる提案の広がりにつなげていけたらと考えています。

Profile

齋藤和哉

株式会社タイムワールド営業統括本部長。理学療法士としての現場経験を活かし、「O2カプセル」をはじめとする酸素カプセルを製造・販売する同社の営業の中枢を担う。

https://o2-capsule.com

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